昨年末、ITマスターとしての初仕事として京都府宇治市の小学校で6年生向けにロボットプログラミングの講師を勤めさせて頂きました。
ITマスターとは、以下のような資格です。
日本の労働生産性を向上させるためには、労働者一人ひとりが情報技術を有効に活用できることが重要です。そのためには、小・中・高の若年世代から情報技術に慣れ親しみ、使いこなせる能力を身につけることのできる環境整備が必要となります。
こうした中、厚生労働省では「若年技能者人材育成支援等事業」において、情報技術関連の優れた技能を持つ技能者「ITマスター」を学校等へ派遣する取組を平成28年度より開始しました。
ITリテラシーの強化や、将来のIT人材育成に向けて、小学生から高校生にかけて段階的に情報技術に関する興味を喚起するとともに、情報技術を使いこなす職業能力を付与するため、派遣されたITマスターが講習等を実施します。
昨年、ご縁がありましてこのITマスターとして認定して頂きその初仕事が小学校でのロボットプログラミング教室の講師です。
プログラミングの内容としては、条件分岐や繰返し処理等、プログラミングの基本事項使って解説しながら日常の会話のパターンを例示にロボットNAOを会話をしていくという内容です。最終課題は、担任の先生にこのロボットを買ってもらう為のセールス文句を組んでいくグループ課題です。この課題がとても面白く子供ならではの発想が私もとても勉強になりました。
普段、大人向けにセミナー講師等をしている自分にとってはとても発見が多く非常に勉強になりました。伝わる前提で何気なく使っている言葉も当然使えまえん。よって代替の言葉を選んで分かりやすく伝えるという事がとても難しい!つくづくボキャブラリーの無さを嘆きます。逆に、普段の会話も専門用語ばかりを羅列しているのではと改めて気づきを得ました。
そして何よりも子供達と同じ空間時間を共有体験出来たことはとても新鮮で自身の気持ちのリフレッシュになりました。
これからプログラミングが必須の授業になる様ですので少しでもこのような形で社会貢献出来たらと思う次第でございます。