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2022.01.06 「改めて“DX”とは何か?」

 

「DX」とは?

 

「DX」とは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、デジタル化した業務により蓄積されたデータや、効率化された業務により、組織変革やビジネスモデルの転換を行うことと言われたりしています。

 

身近な例でいうと、書籍が電子書籍(IT化)になり、毎月定額で読み放題になる(ビジネスモデルの転換)は、書籍のビジネスモデルがDXしたといえます。

 

当社が「DX」を推進したきっかけ

 

平成30年9月に経済産業省からDXレポートが発表されました。このレポートに「レガシーシステム問題」と「2025年の崖」が指摘されていました。

 

レガシーシステム問題

 

レガシーシステムとは、老朽化、肥大化・複雑化、ブラックボックス化したシステムを指します。DXレポートでは以下の調査データが記載されております。
「約8割の企業がレガシーシステムを抱えており、約7割の企業でレガシーシステムがDXの足かせと感じている」
「IT人材が不足する中、レガシーシステムの保守・運用にIT・ソフトウエア人材を割かれており、貴重なIT人材資源の浪費につながっている」
「6割以上の事業者が、レガシーシステムは保守・運用が属人的となり、継承が困難と考えている」
といった様に、古いシステムがDXの足かせになっているということです。

 

2025年の崖

 

2025年には21年以上稼働している基幹システムが6割以上になるとされ、IT関連の人材不足は43万人にまで到達すると言われています。また、基幹系システムを刷新できなければ、2025年以降に経済損失が生まれる可能性があるとしています。

 

これらの問題を目にして、ITシステムを制作販売している会社として大きな責務を感じ社会的責任も兼ねて「DX」推進に取り組み始めました。

 

「DX」を推進することで変革する業務

 

コロナ禍で一気に進んだテレワークですが、単に自宅で仕事をするだけでは業務変革にならないと実感されている方も多いと思います。しかしながら、WEB会議やクラウドシステムの利用でリアルにはなかった、もしくは出来なかった様々な業務スタイルで効率化が図れたのも事実かと思います。例えば、リアルな会議では中々声が上がらないメンバーも、チャットや画面スタンプ機能等で意見を発信でき幅広い声を短時間で一気に取得でき非常に効率化が図れました。

 

また、請求書等を印刷して郵送するのが当たり前と思っていたことも、電子メールでの送付やクラウドシステムの連携で、郵送コスト、印刷コスト等、様々なコスト削減と効率化が図れるようになりました。ただこういった業務スタイルに変革するためには、経営トップの意気込みが非常に大事になります。変革には抵抗がつきものなので、IT技術よりも変革を受容する組織マネジメントがポイントになります。

 

今後の「DX」活用について

 

弊社もまだまだDXへの取り組みは遅々としておりますが、皆様のモデルとなれるようにプロジェクトを立ち上げて推進をしております。我々の成功例を皆様にいち早くお届け出来るようにひとつでも多くの事例を立ち上げようとしております。

 

FAX廃止・印鑑廃止・様々な文書の電子化から始めており、デジタル化したデータや情報でお客様に満足していただける商品サービスを「DX」してお届け致します。

 

また、「DX」が陽の当たる道ならば、陽の当たらない道「セキュリテイ」も非常に大事になります。「DX」だけに偏らず「セキュリティ」も充分に考慮した「DXセキュリティ」も展開して参ります。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。