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2024.11.29 Windows10のサポートが終了するとどうなる?

皆様こんにちは。

突然ですが、皆様は来年2025年10月に、Microsoft社が提供しているOSであるWindows 10のサポートが終了することはご存じでしょうか?

サポートが終了することは知っていても、終了したら何が困るのか・・・

このブログでは、Windows10をサポート期限終了後も使用し続けるとどうなるのかをお伝えしていきます!
企業活動を円滑に進め守るために知っておかなければならない大切な情報です。ぜひ最後までご覧ください!!

Win10のサポート期限は正確には2025年10月14日(米国時間)です。
この日を境に、仮に危険度の高い脆弱性が新たに発見されたとしても、製品ベンダ(この場合はMicrosoft社ですね)による修正等の対応が期待できず、結果として、新たに発見された脆弱性を悪用したサイバー攻撃に対して無防備な状態となり、ウイルス感染や、個人情報漏洩のリスクが大幅に高まります。特にランサムウェアは、古いOSを狙った攻撃が増加する傾向にあります。一度感染すると、大切なデータが暗号化され、復元するために高額な身代金を要求される可能性があります。

また、OSだけでなく、対象OS上で稼働するアプリケーションもサポートが順次終了していくため、サポート終了後のOSでは、新しいソフトウェアやサービスとの互換性が保証されません。そのため、最新のアプリケーションを利用できなくなる可能性があります。

つまり!!!今現在業務で使用しているソフトやアプリケーションが今まで通りに使えなくなるかもしれません。
ただし、サポート終了後も、Windows 10を自己責任で使い続けることは可能です。しかし、上記の理由から全くお勧めはできません。一部の業界では、セキュリティ対策に関する法規制が厳しくなっており、サポート終了後のOSを使用し続けることが禁止される場合もあります。

非常に簡単な説明ですが、以上の事から企業活動をする上では、Windows10からWindows11へのアップグレードは強く推奨されています。しかし、すべてのWindows10が11にアップグレードできるわけではありません。4年以内に製造されたパソコンであれば、多くはWindows 11にアップグレードできる可能性があります(あくまでも可能性です!!)が、ハードウェアの最小要件を満たしている必要があります。Windows11はOS自体が重たい為、Windows10と比べてメモリの消費量が増大します。

Windows 11 のシステム要件は、
「1GHz以上で動作する2コア以上を搭載した64ビットCPU」
「4GB以上のメモリ(RAM)」
「64GB以上のストレージ」

とされていますが、これらはあくまでも最小スペックで、この条件を満たしているからといって快適に利用できるかどうかは定かではありません。利用するアプリケーションや利用頻度、データ量などによって、企業にとっての必要要件は全く異なるからです。

お使いのパソコンがWindows 11にアップグレード可能かは、Microsoftの「PC 正常性チェック アプリ」で確認できますが、アプリケーションなどが快適に動作するかどうかまでは判定してくれません。どちらかと言えば、アップグレードには対応しているものの、反応が遅くなったり動作がおかしくなったりする可能性の方が高いと考えられます。

弊社では、まずはお客様のPCがWin11へのアップグレードの要件を満たしているのか、使われている環境で快適に運用ができるかどうか、判定をさせていただきます!その上でお客様にとって一番いい方法をご提案いたします。詳しくは担当までお気軽にお声掛けください!!